2007年ごろ・・・。
・期待先行で実際どんな収益モデルを描き出すつもりかわからなかったYoutubeが、ようやく「動画と一緒にCMをつけます。で、動画投稿者にそれを還元できるようにします」という具体的動きを始め出した
→今や(彼らが食えるか食えないかはさておき)ユーチューバー全盛期に
→動画を軸に個人が認知を広げ「インフルエンサー」と呼ばれ商業利用される時代になった
・それまでアメリカでネットを介してDVDの個人向け取次を行っていたNETFLIXは、このあたりから本格的にストリーミング配信に乗り出した
→今や、前回の記述の通り。グローバルな巨大プラットフォーマーに
・日本の興行収入は2012年まで世界第2位だった。方や当時の中国って確か、、日本の半分以下じゃなかったっけ
→中国は2013年に世界第2位になって以降、今や日本の3倍。世界一にあと少し(というかすでに世界一?)
・携帯電話ではスマホはまだ“実験段階”(2007年に、当時の上司がスマホ試作版を見てきたらしく「これから世の中、ガラッと変わるよ!」と興奮気味におっしゃっていたのを鮮明に覚えている)
→今や、(画像が動画に、という変化のみならず)人々のコミュニケーション全てにおいて中心的な存在に
→決済手段を提供することでキャッシュレス社会化(特に中国)
→世の中のあらゆる情報の「入り口」であり、現在のところビッグデータの過半を占める「情報収集マシーン」になった
今振り返れば、色んな「兆し」が有ったんだと思う。
いや、上記に書いているようなことは、兆しどころか、既に“そうなりつつある”力強い変化の胎動であったはずだ。
今振り返ると、いろんなチャンスの「タネ」が落ちていたはずだ。
でも、アグレッシブでパワフルなベンチャー起業家などごく一部を除いては、自分の周りの(普通の)人々を基準に考えると、多くはそれを真剣に見つめることをしていなかったのではないだろうか。
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