最近、ニュースはほぼネットで知る。
Yahooニュースにせよ日経新聞のトピックを束ねたメールにせよ、表題で何となく大雑把に把握して、気になった情報だけを深堀りする。
俄然、知識そのものも浅くなる。広くなっているかはわからない。おそらく得た情報は海馬に残らず流れてしまい、知識の広さも確保できていないだろう。
今日は久々に紙で日経新聞を読んだ。
偶然なのかどうなのか、面白い!と思える記事が多いのが不思議だ。
- 三菱UFJ信託、融資業務から完全撤退
・今後は資産管理、運用に特化。「米国型の信託銀行へ」
- 日本が米国と米国陣営国(第三国)へのインフラ投資に金を出す
・財投債を発行しJBICなどに新基金設立
- 米ハイテク(Google、Facebook、テスラなど)、中国拠点拡大。狙いは巨大市場での「AI」
・予測記事も含まれるが、中国で積極的に個人情報を収集してAI開発を進展させたい、ということ
・テスラは「超高速輸送システム」で協力
- NTT、電通がNetflixなど国際的動画配信プラットフォーマー経由のコンテンツ流通促進のために100億円ファンドを組成
・ファンド運営会社「ジャパンコンテンツファクトリー」を新設
・運営会社?ファンド?への出資比率:NTTぷらら=4、CJ機構=3、YDクリエイション(吉本、電通)=2、その他、文春、イオンエンタが少額出資
・映画、アニメ、ドラマ作品を完成させるための資金を制作会社に融資する
大きくは米中の覇権争い、AI開発競争におけるグローバル・ハイテク企業&中国の協力進化(その結果の国力増大?)、情報銀行への布石(読みすぎ?)。
身近なところでは“コンテンツ・イズ・キング”実現に向けての国際的プラットフォーマーへのWIN-WIN提供の開始(とはいえ、まだまだ金額は少ないと思うが)、等々。
いやあ、時代は大きく動いているなあと、ポジティブに思う反面、結局、時代に取り残されているような寂しさも感じたり。。
一方で東京医大のスキャンダルだったり、JDI支援だったり、「えっ! 一体いつの話をしているのですか?」と思うくらいに前近代的な話があったり・・・。
世の中は新旧のグラデーションをまといながら、これからも大きく動いてゆくのでしょう。