自分はこれまで「エンタメとファイナンスをグローバルにつなぐことができるクリエイティブ人材」を目標にしている。
このブログは書き始めた2018年4月以来、自分が読んだ新聞記事やネット記事を起点によしなしごとを書き綴っているのだが、その内容は自然と、この目標に沿ったものになっていたように思う。
これは、自分が長く携わった「金融」の範疇が、ここへきて“デジタル化”“グローバル化”で大きく様変わりしようとしていることと無縁ではない気がする。
「金融」側が「IT」勢力の力を借りて、あるいは「IT」勢力に侵食されながら歩んでいく「新しい金融」の世界。
自分は元々、金融の新しいジャンルとしてエンタメファイナンスを志していたわけだが、「エンタメ」がかかわる範疇も、エンタメ→(デジタル)マーケティング→(個人)データの取り扱い、といった連鎖があり、(単にエンタメのみならず)金融・エンタメの両者が一致する大きなエリアが生まれる『未来図』が見えてきている気がしている。
それは、企業のファイナンスとマーケティングが一体化する領域であり、そこに「デジタル証券」やコンテンツを軸にした企業のブランディング戦略、といったものが絡んでくるのだろう。
未来では、例えば中堅企業オーナーなどに対峙する法人部門や富裕層営業に携わる金融マンは、社長に対し、
「こうやって資金調達しましょう」
「これが儲かりますよ」
だけでなく、
「こうやって御社のファンを取り込んでいきましょう」
という類のアドバイスが必要になってくる気がしている。
そういうわけで、新聞記事などのニュースに触れる際の自分の興味の対象はバラバラなようで一貫性が有り、そのフィルターを経たこのブログのテーマには以下のようなものが多かったように思う。
・デジタル決済・デジタル資産など「新しい金融」
・コンテンツのマーケティング活用
・個人データのマーケティング活用
2022年、金融ビジネスの環境は大きく変わっていきそうに思う。自分の予測する方向に進んでいくか、楽しみでもあり、不安でもある。
(上記テーマに限定するつもりはないが)これからも時間が許す限り、“よしなしごと”を書き綴っていこうと思う。
[…] さっきアップしたブログ(『このブログのテーマにある一貫性』)のとおり、「新しい金融」の観点で気になった記事を。 […]
[…] それでも自分が目指してきた方向性は間違っていない、という思いを持ち続けている。 このブログでは一貫して「これから」を綴っている。 昨年のブログ記事(2022年2月9日)『このブログのテーマにある一貫性』に書いた通り、目指してきたエンタメ+ファイナンスは企業PRやデータビジネスという衣を纏い「デジタル証券」はその一つの解になりそうだ。 かたや生きるための生業を維持しながら、その領域を目指し今なおできる範囲で“巻き込み”を続けている。 微々たる動きしかできていないが(相も変わらぬ自分の推進力のなさに絶望的になる)。 […]