●「中国標準」国家が総力 技術支配、国際機関で主導権(日経電子版 2020/7/25 2:08 (2020/7/25 5:18更新))
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61905270U0A720C2MM8000/

中国が世界覇権に向け「中国標準」を策定中、というニュース。と、

●米、中国共産党を標的に 強権路線の修正迫る 体制間競争が本格化へ(日経電子版 2020/7/24 14:29 (2020/7/25 5:13更新))
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61896950U0A720C2000000/

アメリカが対中(共産党)強硬姿勢を完全にあらわにしている、というニュース。
実際、中国の中国による香港国家安全維持法(「国家安全維持法」「国家安全法」どちらが正しい略称なのだろう?)の制定の前後から、素人目でも両国の攻防は厳しさを増しているのがわかる。

●米軍、サイバー・電子戦を強化へ 南シナ海で中国に対抗(日経電子版 2020/7/16 17:00)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61594150W0A710C2910M00/

双方の領事館を閉鎖するなど、両国とも経済よりも安全保障を重視すると決め、同盟国などとの連携を強めようとしている。
法の支配を重んじ、自由民主主義を掲げるアメリカ陣営。ヨーロッパ経済は中国依存度が年々上がっていることもあり、

●英仏、ファーウェイ排除は長期戦 コストや対中摩擦を配慮(日経電子版 2020/7/24 1:22 (2020/7/24 4:11更新))
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61895250U0A720C2I00000/

というように、微妙な駆け引きの中にある様子。

●中国がドイツに「報復」、経済的攻防がコロナで激化(JB Press 2020/5/16)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60553

EU最大の経済大国ドイツは中国依存型の経済で蜜月状態だと言われていたが、コロナ禍を契機に対立の火種。
で、わが日本は、日米同盟からすると当然、中国(共産党)と対立軸にあるのだが、やはり高い経済依存度から経団連はじめ、中国との対立には及び腰の一面も。上には逆らえないが、さりとてこれからどう食っていくべきか、ということだろうか。

今のコロナ禍を含め、現在は、将来教科書で大きく説明が割かれるような、歴史が大きく転換する過程にいるのだろう(転換点、というともっと早いトランプ政権誕生のころなのだろうが)。
これまで我々はグローバリズムの恩恵を受けてきた。一方でグローバル競争を背景に非正規層が拡大し、恩恵を受けられない人たちも増加している。

歴史の転換点。われわれはどう生きればいいのだろう。自問自答する。